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ベルギーの朝を思い出しながらクロワッサンを焼く。
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二十歳のころ、まだ十八歳だった妹を連れてパリ・ベルギーを旅しました。

私が大学でフランス語を習い出したことを知った母が、
小学生のころから絵を習っていた妹にルーブル美術館の絵を見せてあげて!と。

ベルギーでは、アレックスという友人宅に1週間泊めてもらい、
パリは自力で周る!という・・今考えるとなんとも無謀な旅だったのですが(笑)




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ベルギーのうちでは、パパが朝食を用意します。

クロワッサンにパン・オ・ショコラ、それとカフェオレ。
たったそれだけの簡単な朝食でしたが、
パパが用意して、まだベットで寝ているママを起こしてあげる!っていうのに
すごく感動しました (^^)

私も毎朝キッチンから漂う珈琲の香りにつられて起きてました♪




ベルギーの朝を思い出しながらクロワッサンを焼く。_e0169823_14382351.jpg



ある朝、やっぱり珈琲の香りにつられて起きてきた私と妹に、

「今朝はまだパンを用意してないんだ。向かいのパン屋さんで買ってきてくれないか?」とパパ。

喜んで行く行く~!とはしゃぐ私と、不安そうな妹。

「大丈夫。いつものやつだと言えば渡してくれるから!」と背中を押されて出かけました。


本当に道一本だけ隔てたとこにあったパン屋さん。
小さな煙突からは煙がもくもく♪

パン屋さんに入ると、あぁパン屋さんのおばちゃん!っていう感じの
ぽっちゃり優しそうなマダムが、

「あら~お向かいのマドモアゼルたちね!はい、いつものやつね!」

みたいな感じでてきぱきパンを袋に詰めてくれて、
笑顔で渡してくれました (^^)


氷点下の冬の朝。

ノエルが終わったばかりで、
パン屋さんの隣の教会にはまだイルミネーションが灯ってました。

パジャマ姿にコートを羽織って、たった数十歩のお買いもの。

冷たい空気と、焼き立てパンのいい香りと、
パパの淹れてくれたカフェオレ。ベルギーの朝。




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そんな昔のことを思い出しながらクロワッサンを焼いてみたのでした♡
同じ生地でパン・オ・ショコラもねっ!



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出来は上々(^^)
自分でパンが焼けたことが嬉しいのなんのって!!

お菓子作りとはまた違う作業に戸惑ったけれど、
また作りたいな♪って思いました。

前から挑戦したかったけど、重い腰が上がらず延ばし延ばしにしてたパン作り。

お友だちから借りた『徳永久美子のパンを楽しむ生活 おいしいおはなし』という本が
私でも作れそう!って気にさせてくれました。

素敵な本です。
またゆっくり紹介したいと思います。


では今日はこのへんで
またねー (^^)/
Top▲ | by tamakimaman | 2010-11-25 14:58 | おやつ
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